07/12/02 00:17:46 m7hQOa1+0
(中略)
■勢いづく中国の前に現れた意外な国
そこで勢いづいた中国は、「台湾は中国の領土」と言った内容の国連決議案の提出までほのめかしている。
もちろん中国は台湾名の加盟申請に対し、さらには台湾国内の加盟を巡る住民投票政策に関してまで、
「台湾独立の動きだ」として怒りをあらわにしているが、中国が軍事行動に出ることを恐れる米国も、
それに歩調を合わせ、「台湾独立に繋がるステップだ」「台湾であれ中華民国であれ、国家ではない」
とまで言って台湾を非難している。先ごろの米中首脳会談でも、ブッシュと胡錦濤は一緒になって
住民投票政策に警告を発している。
これに対して陳水扁は、台北とワシントンとを結ぶテレビ会議で、あくまで台湾名の国連加盟と
住民投票を目指す決意を表明した。台湾では米国は台湾を見捨てるのではないかとの不安
や怒りの声が日増しに高まっている。この国は中国の脅威の前で、
完全に孤立無援の状態に陥ったかに見える。
ところがここで、国連事務局の姿勢に非を打つ国が現れた。
それは意外にも、日本だった。
■日本政府の予想外の大変化
産経新聞(九月七日)によると、日本の国連代表部は八月、国連事務局に対して
「台湾に関する地位認定の解釈が不適切だ」という異例の申し入れを行ったと言うのである。
それによると「1972年9月の日中共同声明で日本は、中国が主張する『一つの中国』を『理解し、
尊重する』として、「同意を与えていない」というのが基本的な立場だ。これに対して国連が、
事務総長見解として『一つの中国』政策を国連全体の解釈とするのは『不適切』という
日本政府の認識を明確にした形だ」と言う。
政府の今回の措置は、国民にとっては予想外だった。 (以下略)
あれー?今までの言動と違うよー???