07/01/18 21:23:59 I9k5bzEC0
>>720
◆嘘つきウヨの常套手段
深田匠著 「日本人の知らない『二つのアメリカ」の世界戦略」高木書房より
スレリンク(asia板:10番)
> 昭和41年9月に岸信介元首相の名代として5名の日本人台湾使節団が訪台し、蒋介石と面談している。
>そして面談の最、その5名の中の一人である田中正明氏が松井大将の秘書であったことを思い出した蒋介石は
>田中氏の手を堅く握り締めて涙を流しながら
>「南京に虐殺などなかった。松井閣下にはまことに申し訳ないことをした」
>と告白している。この蒋介石の涙の謝罪は、日本人訪台団、通訳、蒋介石の側近らが全員耳にした歴然なる
>事実であり、南京事件なるものは一切存在しなかったことを当事者が認めた貴重な証言である(72頁)。
この荒唐無稽の話は、インターネット上のサイトに頻繁に書き込まれ、南京事件の入門者などを惑わす
ウヨ定番のテンプレの一つとして出回っている。
しかし敵の証言には、手厳しい「合理的説明」「史料的裏付け」「物証」等を要求しながら、自分達の
関係者の証言となると途端に規準が甘くなる(無くなる)のは、ウヨク陣営のお馴染みの姿勢である。
この「蒋介石謝罪」「南京虐殺否定発言」の話が本当だとすると、それこそ日中戦争史の一部が
書き換えられる位のビックニュースである。
ところが、不思議な事にこのネタの真偽はほとんど話題にすらならない。
あの嘘つき三百代言で有名な「田中正明」という男なら、その程度の大嘘は当然で、一々目くじら立
てるほどの話題じゃない、という事であろうか?
私がこう言うと、入門者の方々から「そんな決めつけは良くない」「そういう話が出回る以上何らかの
根拠があるはずだ」という大甘な評価が返ってくるのが常である。
要するに、彼らには気持のよい情報は真実らしく、不愉快な情報は嘘っぽく聞こえるのかも知れない。
では、以下↓の<元ネタ>を読んで、蒋介石の「南京虐殺はなかった」という証言がいかにして作られたか
きちんと検証して貰いたい。