06/09/08 19:04:04 0vMoqFKy
ただし、この法律は何も在日韓国、朝鮮人のみを特権的に保護する目的がある
わけではない。除外対象となる「特別永住者」の在留資格者の中に韓国、朝鮮
系が圧倒的に多いからそうなってしまうだけ。皮肉なことではあるが。
特定の一部の資格を持つ外国人のみに対して入国者の指紋・顔写真などを免除
するという措置は世界で初めて原則として全ての外国人入国者から指紋・顔写真
などを採集しているアメリカ合衆国でも同様である。
アメリカの場合、カナダ人(カナダ国籍保持者=他国との多重国籍者ももちろん可)
と、米国永住権を保持している全ての外国人はUS VISITという指紋・顔写真採集
システムの対象外となっている。アメリカに行ったことがある人ならお分かりかと
思うけど、US VISIT導入以前からカナダ人と米国永住権保持者は入国審査の際、
外国人扱いではなく、アメリカ国民に準ずる扱いで入国することが可能。つまり、
両者は一般の外国人ではなく米国国民に準ずる存在だと位置づけられており、
米国法に基づいても法の下に反する逆差別を行っているわけではない。
今回日本の改正法で免除される「特別永住者」は、自らの意志で日本に永住を希望
した「一般永住者」とは異なり、二重国籍を認めない日本国下で、特別な事情により
日本に帰化せず、特定の国籍を維持し続けるものの、法的に日本人に準ずる扱い(一
部除く)を法的に認められた外国人のことであり、(簡単に説明すると、普通の外国人
はたとえ日本の永住権を取得しても犯罪を犯せば強制送還となるが、特別永住者の
場合は強制送還の対象とならない等、「帰る国」の無い外国人の扱いである)、特別
扱いをしても法の下の平等に反することではない。