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【アニメ】米国TV放送 日本アニメ消え 韓国制作作品が激増
米国でのアニメーション地上波放映の数少ない枠であるKids' WBの2007年秋から08年シーズンの新作が決まった。
新作アニメーショは5作品、新シーズンを放映する作品が4作品となっているがいずれにも日本のアニメは含まれていない。
この秋で『スパイダーライダーズ』が放映を終了したらKids' WBの枠から日本アニメは完全に消えることになる。
かつては、『ポケットモンスター』や『ドラゴンボールZ』、『美少女戦士セーラームーン』を放映して、
日本アニメブームの拠点となった放送枠だけに隔世の感がある。
また、地上波放送枠からの日本アニメの退潮を象徴するような状態でもある。
日本のアニメがKids' WBから消える一方で、別の注目すべき動きがある。
日本のアニメに代わって韓国で制作されたアニメーションの放映が増えていることである。
新作アニメーションでは韓国の有力アニメ・マンガ企業のテウォンC&Aが制作に加わった『Eon Kid』や米国の制作会社クッキージャーと
韓国のテオンメディアが制作する『Magi-Nation』などがこれにあたる。いずれも米国の企業と共同製作になっているのが特徴である。
Kids' WBだけでなく日本のアニメが米国地上波放送から姿を消しているのには、様々な理由がある。
ひとつはよく指摘される放送コードの問題である。日本のアニメの表現が暴力的過ぎる、性的な表現に問題あるなど、
そのままのかたちで放映するのはほとんど不可能な状況になっている。例え放映権が安く購入出来たとしても、編集や吹替えのコストと手間はかかるし、
編集したとしてさえ日本的な表現が批判を受けるリスクは小さくない。その点米国製作の作品は、最初から国内市場向けに制作されているので安心感がある。