06/12/28 18:48:23 0
・一定の年収以上の会社員を1日8時間の労働時間規制から外し、残業代をなくす
「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)は
27日、導入を適当とする報告書をまとめた。
対象者の年収条件は「管理職の平均的な年収水準を勘案」とするにとどめ、具体的な
金額は示さず、労働基準法の改正後に政省令で決めることにした。
同省は来年の通常国会に法案を出す方針だが、与党からは来夏の参院選への影響を
懸念し、慎重な対応を求める声も出ており、法案の行方は流動的だ。
報告書は、対象者の条件に
(1)労働時間では成果を適切に評価できない
(2)重要な権限・責任を伴う
(3)仕事のやり方などを使用者に指示されない
(4)年収が相当程度高い
の4点を挙げた。「管理職の一歩手前の人」を想定している。
労働組合側は、労働時間規制がなくなれば過労死が増えるなどとして、導入反対を
強く主張。報告に「新たな制度の導入は認められないとの意見があった」との文言を
入れることで、労組側も取りまとめには応じた。
一方で報告は、「導入企業ができるだけ広くなるよう配慮すべきだとの意見があった」と、
年収条件を低くしたい経営側の意向にも言及。両論を併記することで導入の道筋だけは
つけた形だ。
労組側が求めてきた、残業代の割増率の引き上げについても、「一定時間を超える
時間外労働は現行(25%)より高い一定率を支払う」とし、具体的な数字は政省令に
先送りする。
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※前(★1:06/12/27 23:42:12):スレリンク(newsplus板)