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昨年9月の衆院選から9か月。永田町の注目は「ポスト小泉」に集まる中、自民党の
マドンナ・佐藤ゆかり議員(44)と、造反クイーン・野田聖子議員(45)が死闘を繰り広
げた岐阜では、新たなバトルが勃発(ぼっぱつ)している。自民党岐阜市連ではこのほ
ど、離党した野田氏を支持する勢力が、おきて破りの力わざで会長のいすをゲット。
ゆかり氏を支持する市議らはこれに反発。「市連解散」の声も上がりはじめた。
「事実上の暴力行為」「意図的に仕組まれた決定だ」。ゆかり氏を支持する市議らの
怒りが収まらない。発端は5月27日の自民党岐阜市連の常任総務会。市議の堀征二
幹事長が、選考委員会の結論として安田謙三県議の会長就任を報告した。
党本部の意向とは違っていた。岐阜1区支部長のゆかり氏が、市連会長になるのが
本筋で、3月には武部勤幹事長からも「ゆかり氏の会長就任が望ましい」との文書が
届いていた。
(中略)
党公認で比例復活当選したゆかり派と、無所属ながら根強い支持がある野田派の間
にくすぶる火種。人事の遅れもこのためだった。野田派は「会長人事では、市連と党本
部の認識は別個のもの」と主張。ゆかり派は「決めるならちゃんと議論を」「党員として
の筋を通してほしい」と訴える。
互いに協力すべき選挙区支部と市連が一本化できず「全国に恥をさらした」と頭をか
かえる市議も。今後ゆかり派は、党本部に解決をゆだねる要望書を提出。「市連を解体
して再構築する選択肢もある」とした。
ゆかり氏は「地方議員と有権者の間にねじれがあるようだ。有権者の声をきちんと代弁
する形で岐阜から国政に関して邁進(まいしん)したい」とコメント。安田県議側は関係者
が、電話や文書による取材を「本人があんまり好かんもんで。間違って書かれるとアレ
なんでね」との理由で拒否。“岐阜の乱”第2ラウンドは、まだ終わりそうもない。
スポーツ報知
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