04/08/26 03:30
川崎市立中学校の校長が今年2月、運動部の男子生徒7人に「この中に、母親ががんの生徒がいる」
と述べ、その生徒にほかの生徒の前で挙手させていたことが、25日わかった。
家族の病気というプライバシーに配慮を欠いた行為に、川崎市教委は近く校長を戒告の懲戒処分とする。
関係者によると、生徒たちが所属する運動部で顧問の男性教諭による体罰が明るみに出たことから、
校長は2月10日、体罰を受けた7人を校長室に呼んで直接事情を聞いた。
校長はこの際、「この中に、母親ががんを患っている生徒がいる。その親子のためにも、
全国大会を目指して頑張ってほしい」などと話した。さらに、校長は「母親ががんの生徒はだれ」と
挙手するように求め、生徒が手を挙げたという。
母親は同16日、学校を訪れて校長に抗議した。校長は謝罪したが、「(がんを)告知されて、
よく大丈夫でしたね」と問いかけてきたという。
(略)
読売新聞:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
(詳しくはこちらで)