06/09/16 22:06:46
三星グループの李健熙会長が13日、突然、専用機でアメリカに向け出国したことがわかりました。
三星グループの関係者が14日明らかにしたところによりますと、
李健熙会長は、アメリカのニューヨークにある、韓国関連の協議会「コリア・ソサイエティ」が、
毎年、韓米両国間の相互理解と協力拡大に寄与した人に贈る「バン・フリート賞」の今年の受賞者に選ばれ、
今月19日に開かれる受賞式に出席するため、ニューヨークに向けて出国しました。
李会長は、このほか、アメリカにある三星の工場の訪問、アメリカのIT業界の関係者らとの面談などのため、
当分、アメリカに滞在する予定だということで、いつ帰国するかなど詳しい日程はわかっていません。
李健熙会長は、去年9月、金泳三政権時代の旧安全企画部が組織的に行っていた秘密盗聴事件が明るみに出て、
三星が政界、官界などに多額の金を贈っていた疑惑が出ると、健康上を理由に、突然、アメリカに向けて出国し、
5ヶ月ぶりに帰国したことがあります。今回は、息子たちへ財産を相続させるのにあたって、
系列会社エバーランドが転換社債を息子たちに安い価格で譲渡した疑惑をめぐる
検察の捜査や国政監査が行われる前に突然出国したことから、出国意図をめぐって、注目が集まっています。
一方、三星グループの疑惑を捜査しているソウル中央地方検察の金融調査部は、
李健熙会長が13日出国することは、三星側から事前通告を受けているとして、
「李会長がいつ帰国するかは確認できないが、検察の召還にはいつでも応じるものとみられる」と述べています。
ソース KBSワールドラジオ
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