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ニコウスキーは94年のドラフトでレッズからドラフト1位、全体9位で指名された左腕。
1メートル89の長身から投げ込む最速150キロの直球、スライダーが武器だ。
95年からメジャーで活躍し、主にリリーフで336試合に登板した実績を持つ。
今季はメジャーでの登板機会はなかったが、3Aで58試合に登板して5勝1敗、防御率2・97と安定した成績を残した。
V奪回のために必要な戦力だ。ソフトバンクは今オフの補強で「中継ぎか抑えで使える左ピッチャー」(球団関係者)
を課題にしてきた。「投手に関しては今年良かったが、来年も良いという保証はない」と王監督。
リリーフ左腕には篠原、三瀬、神内がいるが、長年ブルペンを支えてきた吉田を戦力外にし、
現有戦力では来季144試合に増えるレギュラーシーズンを乗り切るのは難しいと判断した。
ほか広島を今季限りで退団したベイルに関心を寄せていたが、5月に左足内転筋を痛め、
7月に再発させるなど故障が多い点を不安視。国外まで視野を広げ、ニーズにぴったり合致したのがニコウスキーだ。
04年にはヤンキースで松井秀喜とともにプレーするなど、経験豊富なサウスポーに白羽の矢を立てた。
今回の補強はソフトバンクとなって2年間の反省を踏まえている。
ダイエーから球団を買収した04年オフに豊富な資金力を生かしバティスタ、カブレラ、05年オフにはカラスコ
と現役メジャー選手を次々と獲得してきたが、総額約29億円を投じた補強費に見合う成果が出せなかった。
今オフは大幅に路線変更し「3Aクラスのハングリーな選手」(球団首脳)にターゲットを絞り、
ニコウスキーを含め3人前後の新外国人選手を補強する方向で動いている。
ニコウスキーについてはコミッショナー事務局を通じて身分照会を済ませており、交渉の準備は整っている。
1億円の年俸を提示して獲得に全力を注ぐ構えだ。ニコウスキー加入で「勝利の方程式」がより強固になるのは確実。
メジャーの“ドラ1左腕”がV奪回のキーマンになる。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
C.J. Nitkowski
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