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三菱航空機新社長 外国人エンジニア活用でMRJ開発加速
納入の延期が続く国産初のジェット旅客機MRJの開発元の三菱航空機の新社長が就任後初めて記者会見し、
新たに採用した外国人のエンジニアを活用して開発を加速させたいという考えを示しました。
今月、三菱航空機の新社長に就任したのは、親会社の三菱重工業で防衛・宇宙産業の執行役員などを務めた水谷久和氏(65)です。
三菱航空機はことし1月、MRJの納入時期を2020年半ばに延期すると発表し、
開発を加速させるためにトップを刷新しました。
水谷新社長は記者会見で、新たにアメリカなど海外からおよそ400人のエンジニアを採用したことを明らかにしたうえで
「彼らが力を発揮できるようにすることが非常に重要だ」と述べ、
外国人のエンジニアを活用して開発を加速させたいという考えを示しました。
また、MRJの機体の配線などに問題があったことから「ことしの秋をめどに設計を固めたい」と述べ、
早期に設計を見直し納入時期の目標の2020年半ばまでに開発を間に合わせることを強調しました。
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