08/01/04 16:15:40
【民主党が唱える消費税5%では、基礎年金の財源として足りない】
■『民主党やマスゴミの心地よい話、つまり《絵になる話は、本質を表さない》。』
民主党は、04年選挙まで年金問題なくて消費税10%を公約。
年金問題出たら、年金に現在の消費税5%を充てると言い始めた。
合計15%。自民党の財務省よりの増税派(≠竹中・中川秀直は経済成長派)と同じです。
しかし、実は年金財源は消費税5%では足りないという事を、民主党は国民に言っていない。
■「年金財源」について…民主党は今後の年金給付“拡大”に対して何も語らず
「民主党は基礎年金に消費税5%を当てれば良いと」言うが…
◆「平成21年度ベースで必要な追加消費税額と消費税率」
全額税方式・月額〇万円基礎年金(65歳以上に一律給付)
追加的国庫負担額 A B
月6万円 14.1兆円 約10% 約6%
月6.6万円 16.4兆円 約12% 約7%
月7万円 17.9兆円 約13% 約8%
A=追加消費税額を、国と地方に現行比率で配分した場合の追加消費税率
B=追加消費税額は国に全額繰り入れ、地方はゼロとした場合の追加消費税率
▼つまり、「月額6.6万円基礎年金・65歳以上に一律給付」するならば、16.4兆円の追加的国家負担が必要。消費税1%=2.5兆円。
『A=追加消費税額を、国と地方に現行比率で配分した場合の追加消費税率は…
現行5%+追加12%(6%×2)=《基礎年金部分だけの財源 17%》』
▼年金財源だけで消費税17%も必要。「これを5%の消費税率で維持できる」という根拠を民主党は示して欲しい。
「他の歳出削減で財源をつくるならば、何を削減するのか」を明示して欲しい。
▼民主党案では今までの掛金は払い損
民主党は、「年金番号の統合はできない」と言って自民党を批判している。
それならば、「全額税方式・月額〇万円基礎年金(65歳以上に一律給付)」にした場合、『今までの掛金は払い損になり、掛金を払ってない人も支給される』という事。
これをきちんと国民に言うべき。「今までの掛金を含めてきちんと計算します」と詭弁は言わないように。統合できないのだから、計算なんてできるはずがないのだから。