08/11/15 14:52:48 7KxRbBA80
前回IMF時の日本の行動。 1997年の通貨危機の際、
韓国はIMFから570億ドル(うち日本からは100億ドル)もの緊急支援を受けて何とか生き返りました。
この時、借金を抱えていたのは韓国の民間銀行でした。
主に日本と欧米の民間銀行から借りたお金です。
この借金は短期対外債務と言い、今直ぐ、返す借金だったのです。
これが原因で、IMFがお金を貸してくれる事が決まったのに ウォンは暴落し続けました。
なぜならば、IMFに借りたお金をすぐに借金の返済に使ってしまったら、
韓国を再生するための資金が残ら無いからです。
そんな国に投資家は投資しません。
資産が流失し、ウォンの暴落が止まりませんでした。
そこで、見かねた日銀(日本の中央銀行)が
日本の民間銀行に韓国の借金返済を延期するように説得しました。
さらに、日銀は、欧米の民間銀行と交渉して、
韓国の借金を延期するよう合意を取り付けました。
・・・この合意の後、
ウォンの暴落が初めて止まりました。
日銀が この難しい交渉を返済期限までのたった1ヶ月弱で纏めたのです。
ウォン暴落が止まらなければ、韓国はもう破産するしかありませんでした。
結局、韓国の破産を防いだのはIMF援助ではない。
真実は日銀の異例の韓国支援の動きが
「日本は韓国を見捨てない」
という安心感を世界中の投資家に与えたからである。
その後、韓国政府は
「日本の援助がなくても立ち直れた」
「日本の銀行が融資を引き揚げたから通貨危機に見舞われた」