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東京・秋葉原で起きた通り魔事件の容疑者が携帯サイトに書き記した言葉を見ていくと、自
分はこんな境遇にいるはずではなかったという一種の被害者意識と、世間に認められたい
という自意識が交錯しているように思われる。
世の中、今の自分に満足している人の方が少ないのだ。それは当然の思いである。しかし、
それがどうして、「社会が悪い=誰でもよかった」という無差別殺人に結びついてしまうのか。
責任の一端は私たちマスコミにもあるのかもしれない。私たちはともすれば、何かことがある
たびに、社会が、政治が、教育が悪い--と、安易に、かつ漠然と結論づけてこなかったか。
それが「自分は被害者」という甘えの構造、あるいは厳しい現実からの逃げ道をつくる要因
になっているように思えるのだ。(抜粋)
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