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「平沼新党」勝負のとき:平沼赳夫<対談>関岡英之
URLリンク(news.goo.ne.jp)
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関岡 「長野事件」にも関連しますが、最近、日本にどんどん移民を入れようという動きがありますね。
自民党では中川秀直元幹事長が「外国人材交流推進議員連盟」を立ち上げて、「移民庁」をつくって
今後50年間に1000万人の移民を受け入れろ、と檄を飛ばしています。1000万人といえば東京を
もう1つつくるようなものですが、それだけ膨大な数の外国人をどこから呼ぶつもりなのでしょうか。
平沼 まったくそのとおりで、そういう問題意識に欠けている政治家が多いのは非常に困った事態です。
私はこれまでも、中川昭一さんたちとともに人権擁護法案や外国人参政権問題に警鐘を乱打しながら
自民党にも民主党にも超党派で働き掛けてきましたが、移民問題についてもそういう思いでこれから
行動していきたいですね。
しかし移民というのはやはり禁じ手で、軽々にとるべき方策ではない。多くの先進国が移民政策で
失敗しているでしょう。たとえばドイツでは労働力不足を補うため、トルコなどから大量の移民を
受け入れましたが、結局、福祉予算の半分以上を移民対策に充てるはめになってしまった。いまに
なって本国帰還を奨励していますが、二世、三世にもなると根付いてしまってなかなか応じないと
聞きます。
関岡 いま日本にはフリーターが200万人、ニートが60万人、専業主婦が1600万人います。それなのに
どうしてすぐ「移民を入れるしかない」という発想になるのか。何かといえばすぐ外国に頼る。それも
つい最近まで「アメリカ、アメリカ」といっていたのに、いつのまにか相手が中国に入れ替わっている。
「アメリカが落ち目なら中国」とばかり、大国になびこうとします。少子高齢化はたしかに難題ですが、
外資や移民に頼るのか、それとも日本人が本来もっている潜在力を引き出すことに知恵を絞るのか、
それが今後、国論を二分する対抗軸になってくる気がします。