【朝日新聞】変わるか、死刑の臨界点 光市母子殺害at NEWSPLUS
【朝日新聞】変わるか、死刑の臨界点 光市母子殺害 - 暇つぶし2ch2:鉄火巻φ ★
08/04/23 00:07:42 0
(>>1の続き)
 また、判決は末尾部分で最高裁が2年前、審理を差し戻すにあたって「犯罪事実は揺るぎなく
認められる」と述べたことに言及し、「今にして思えば、弁解をせず、真の謝罪のためには何を
すべきかを考えるようにということを示唆したものと解される」と述べた。にもかかわらず
「虚偽の弁解」を繰り広げたことで「死刑回避のために酌むべき事情を見いだす術(すべ)も
なくなった」というのが判決が示した論理だった。読み方によっては、上告審の途中でついた
弁護団の「戦術」が不利な結果を導いたとも受け取れる。

 しかし、弁護団は判決後もあくまで「真相」にこだわった。主任弁護人の安田好弘弁護士は
記者会見で「犯罪事実が違っていては真の反省はできない。死刑事件では反省の度合いより、
犯行形態や結果の重大性が重視されてきた。反省すれば判断が変わったというのか。高裁の
指摘は荒唐無稽(こうとうむけい)だ」と批判。別の弁護士も「こんな判決が出るようでは、
事実を争うことがリスクになってしまう」と語り、天を仰いだ。

 大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件(01年)で死刑が執行された宅間守・元死刑囚の
主任弁護人として「情状弁護」に徹した戸谷茂樹弁護士も「事実を争ったことが死刑とする
絶好の理由とされた」という。「ただ、被告人の主張をなかったことにはできないのだから、
弁護団を責めることはできない」と話した。

■厳罰求める世論

 今回の死刑判決は、来年5月に始まる裁判員制度にどんな影響を与えるのか。

 最高裁が差し戻す判決を出したときに、「これまでの判例より厳しい」と感じた裁判官は多い。
「少年事件であるため死刑をちゅうちょしてきた裁判官には、重大な影響を及ぼすだろう。あとは、
裁判員がどう考えるかだ」とあるベテラン刑事裁判官は話す。
(続く)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch