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インターネットの動画投稿サイトに映画やテレビ番組の映像を勝手に投稿する著作権侵害が
世界的な問題となる中、NTTは22日、違法投稿を高速で検索できる技術を開発したと発表した。
9月末まで米企業と合同で実証実験を行った後、国内外のテレビ局や動画投稿サイト運営会社に
商用サービスとして提供する方針。
開発された「ロバストメディア探索技術」は、オリジナル映像の特徴的な部分を抽出して投稿動画と照合する。
動画に字幕や細工が加えられたり、画質が劣化したような場合でも、著作権侵害を高い精度で判別できるという。
特徴部分のデータを圧縮することで、検索の高速化も実現した。
NTTはネット上の著作権侵害調査を手がける米BayTSP社(カリフォルニア州)とともに、
米メディア企業から調査を委託され、米国の主要な動画サイトへの投稿状況を調べ始めた。
その成果は日本での商用サービスにも反映させる考えだ。
動画投稿サイト最大手の米ユーチューブなども違法投稿を削除するサービスを始めているが、
対象となる映像をコンテンツ保有者側が自ら登録する必要があり、日本の放送局などから
「実効性が薄い」と批判が出ている。NTTとBay社は、対象コンテンツの登録から、
違法投稿の削除手続きまで一貫サービスとして提供する方針。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)