08/01/31 06:20:31 0
★中国産ギョーザの回収相次ぐ '08/1/31
中国製の冷凍ギョーザから有機リン系の農薬の検出が明らかになった30日、
中国地方のスーパーや卸業者は、輸入元のジェイティフーズによる該当商品や
関連の冷凍食品の回収を始め、購入者へのお知らせなど対応に追われた。
「食」の輸入大国で起きた食中毒事件に、消費者からは不安の声が一気に噴き出した。
福山市のイトーヨーカドー福山店は、兵庫県で吐き気などの症状があった
ジェイティフーズ輸入の「中華deごちそうひとくち餃子」(20個入り)を扱い、
この日までの10日間で172パックが売れていた。町田哲男店長(58)は
「店内に張り紙をして『絶対に食べないでください』と注意を呼び掛けている。
レシートがあれば返金に応じる」と慌ただしく話した。
松山市に本社を置く大手スーパーのフジは、中四国の81店舗で「ひとくち餃子」を
取り扱っていたため、店頭からの撤去を指示。広島市中区の店舗では購入者へ
事態を知らせるポップを掲示した。岡山市の山陽マルナカも店舗から商品を撤去した。
身近な商品での食中毒事件に、消費者は不安や怒りの表情を見せた。
東区のタクシー運転手男性(52)は「昨日もスーパーで買った冷蔵ギョーザを
食べたばかりで怖い」といい、広島県海田町の公務員女性(63)は
「賞味期限切れが問題になって表示には気を付けていたが、これからは
製造元にも気をつけないと」と言い聞かせていた。
自治体も一斉に調査を始めた。広島市保健所は、中区のジェイティフーズ
広島支店に職員を派遣し、有機リン系薬物が検出されたのと同じ「ひとくち餃子」
計184ケース(24袋入り)が1月に販売されたのを確認。広島県東広島地域保健所は、
職員2人が、同社の商品を扱っていた竹原市の竹原生協本部で、商品が流通ルートから
隔離されていることを確かめた。
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
●冷凍食品の一部回収について
URLリンク(www.jti.co.jp)