07/12/20 14:47:33 JaQv6Tvc0
>>531
1への質問なのか知らんが、俺が言いたいこと先に全部吐いちゃっていいかな?
タイプ的には仰るとおりあると思う。
だが、喧嘩しないタイプといっても限度はあるわけで
馬の好き勝手やられたらどっち吹っ飛ぶかもわからないし、興奮して頭逝っちゃってる馬なら
前の馬に乗り上げて大事故になるかもしれない。センスなんてのも大事だが
最後の最後に拠り所になるのは力。まともに力対力で応戦したって人間じゃ馬には敵わないんだけどね。
岡部さんだって現役バリバリの頃は筋肉のつき方が一般人とは全然違った。
よく俺50kgだから騎手になれるなんて言う人がいるが鍛えてない状態で50kgだと多分無理。
競馬学校の育ち盛りの生徒が苦しむのもこういうところ。筋肉は水に浮かない。
筋肉はつけなければ人馬共に危険に晒されるが、筋肉をつけると太ったわけではないのに
体重はどんどん重くなる。騎手でこいつ筋肉ついてないなと俺が思うのは幸四郎ぐらい。
小技をたくさん持ってセンスで乗っているのはわかるが、大事故にならないのが不思議。
パワーがあって鞍上の指示をあまり聞かないタイプの馬は怖いので個人的に
なるべく乗せたくはない。まあそれでもプロだから実際乗せることになっても
大概ソツなくレースしてくるんだけどね。
晩年の岡部さんは身体のバランスが崩れていたことも関係しているんだろうけど
道中は馬を力でコントロールしようとしていつもどの馬でも背中を丸めて引っ張っていた印象。
往年の岡部さんはああいう乗り方ではなかった。それでも岡部さんにしては
珍しくまるまる一周、引っ張り倒して力で我慢してたなぁ~と個人的に
深く印象に残ったのが1998年のダイヤモンドS。