レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで~Revolutionary Roadat CINEMA
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで~Revolutionary Road - 暇つぶし2ch717:名無シネマ@上映中
09/02/21 14:26:30 RTFGIVKb
補聴器シーン、あれってマジで「最高の夫婦間の処世術」みたいなユーモアなの?

俺はこの映画、「本心」に映る幻影にとり殺される実存主義の不幸を描いてると思った。
でも、キャシーが「本音」として語り出したのがあの夫婦への悪口で、
それに対して補聴器のボリュームを絞るという対応はその解釈とズレるんすよ。
あの通りに住む夫婦が、キャシーにとってのパリで、
その幻影のせいで日常を不満に思ってるならウィーラー夫婦を悪く思わないよね。
だから、あの補聴器のシーンが僕にはちょっと分からないですよ。
だれか、もう一回整理して教えてください~

718:名無シネマ@上映中
09/02/21 14:50:50 sec5et0L
キャシーがウィーラー夫妻の悪口言うようになったのは、

1. 息子含めた食事会で喧嘩になった
 (息子を溺愛してるので、息子が虐められたと思った)
2.エイプリルの自殺で家の価値を下げられた

という分りやすい理由で、嫌いになったからじゃないの?


719:名無シネマ@上映中
09/02/21 15:11:26 RTFGIVKb
それだと、ただのグチに耳を塞ぐシーンにならない?

720:名無シネマ@上映中
09/02/21 19:25:07 xYcHZglZ
あれって自殺すると思って居なかったと思うよ。

721:名無シネマ@上映中
09/02/21 19:30:03 sec5et0L
そういや自殺じゃなかったわ。
それはともかく、キャシーにとってみたら堕胎して死んだ事自体がイメージ悪いんだと思う。

722:名無シネマ@上映中
09/02/22 08:47:53 Ngbo/o0S
>716-717
おまいらがその一言しか書けないように
この映画も大したことを言おうとしているのではないということだ。

723:名無シネマ@上映中
09/02/22 08:50:27 Ngbo/o0S
↑間違えた
>715-716だった。
一言しか書けない715-716と違って、ちゃんと書いてる717ゴメソ

724:名無シネマ@上映中
09/02/22 12:33:25 34/vMUj7
>>722
君、若いでしょ?
まぁ不倫は決していいことじゃないから、それだけでも心がけるのはいいことだよ。
パートナーとうまくやっていくことを大切にできるなら
別にこの映画のこととか忘れちゃってもいいさ。

725:名無シネマ@上映中
09/02/22 14:30:45 Ngbo/o0S
>>724
ろくでもない映画だったから忘れようとしても思い出せないよ。
私としては >>708 に禿同。

この映画って「深い」こと言ってないよ。
「浅い」「浅すぎる」って書いたヤシ
反論してチョ


726:名無シネマ@上映中
09/02/22 14:34:36 Ngbo/o0S
書けないヤシにヒント

もうすでにどこの家でも「家族」は崩壊している。
それなのにおまいらは「サザエさん一家」にあこがれを抱いていないか?

727:名無シネマ@上映中
09/02/22 14:48:30 OX1oFA2o
なおさら、不倫をするか否かって話じゃなくね。

728:名無シネマ@上映中
09/02/22 15:15:01 gd7DHqiW
最後の補聴器シーンは笑うとこじゃなくて、
ものすごく単純に言うと「どこの夫婦も(ある程度は)崩壊してんだよ~」ってことかと思った

原作とラストは一緒だけど、原作には「妻の話を聞かないために補聴器の電源を落とす」シーンは
最初の方にも出てくるから、別に特別印象的な終わり方でもなかったけどさ。

729:名無シネマ@上映中
09/02/22 15:30:35 2OSQQzvK
>>728
「狂気とは、相手の気持ちを深く理解できず愛情が抱けないということだ」
「正常な夫婦関係を営むためには、誰でも多かれ少なかれ自分の本心を隠し、
相手の言葉を聞いているフリをし、愛情がなくても夫婦を続けなくてはならない」
この二つの真理を合わせると、「お互いに正常であろうとする人間どうしの夫婦
関係は多かれ少なかれ異常なものになる」というトートロジーが成立する。
この皮肉がこの映画のテーマだと思う。

730:名無シネマ@上映中
09/02/22 19:51:34 t98+OAcn
>722

716ですけどー何か?
もうさんざんこちらに書いてきたのよ!!
アナタの知らぬ間にね!!!

731:名無シネマ@上映中
09/02/23 15:52:05 ZWaZ2iDC
スレ違いだけど、ケイトおめ!

なにげに彼女が出た映画よく観てたりしてるから嬉しい。

この映画はあとからじわじわ来て、色々考えさせられた。深い。   

732:名無シネマ@上映中
09/02/23 19:19:39 1lCADrQ3
>>717
解釈が間違ってるからわからないんだろ

733:名無シネマ@上映中
09/02/23 20:06:10 tkbc8T9Y
>>728
原作読んでないけど、自分もその考えに近い。
ユーモアだとは思わなかった。

だんだん音が小さくなっていくのに気がついた時、
こうきたか、って感じで上手い演出だなとは思ったけど、
別に笑えはしない。

734:名無シネマ@上映中
09/02/24 00:07:27 toUCrA8f
>>733
自分はむしろ暗い気持ちになった
一言で言うと、ああここもか  という感じ

735:名無シネマ@上映中
09/02/24 00:13:48 moR5k6ks
>>734
暗い展開の話の最後のダメ押しって感じの暗いオチだったな。

見た直後は、嫌な映画見ちゃった……orzと思ったけど、
今も話すことが色々あるってことは印象に残る良作なんだろうな。


736:名無シネマ@上映中
09/02/24 01:02:13 BYMw5Qqg
オスカ-のマイケル・シャノン、色気のある男前だった。
演技でこれだけ変われるってすごいな。

737:名無シネマ@上映中
09/02/24 01:27:31 Vi5NudCc
ちなみにバグでも精神病院出たての基地外役ゃってます

738:名無シネマ@上映中
09/02/26 17:40:16 9qQIlpSg
最初自殺したのもわかんなくて理解できませんでした
最後のおじさんのアップが気になったんですが・・・ 
でも結婚したくないって思うような重い映画でしたね 


739:名無シネマ@上映中
09/02/26 17:53:10 m/Ql4RiA
最初自殺?何の映画の話だ

740:名無シネマ@上映中
09/02/27 12:23:15 P+Ff4ZKx
原作本、どっちを買えば良いのやら

741:名無シネマ@上映中
09/02/27 12:30:08 0F0vu8NY
映画は見ましたけど、小説との違いはあるでしょうか?
映画はジェンダーフリーを煽っているように見えたんですが

742:名無シネマ@上映中
09/02/27 15:13:03 7fdHqSqO
明日、好きな女の子とこの映画見に行きます
初デートです、Hな雰囲気になりますか?

743:名無シネマ@上映中
09/02/27 15:14:36 7fdHqSqO
すいません、チェンジリングと間違えました

744:名無シネマ@上映中
09/02/27 15:25:53 sjpBqOVq
初デートでレボリューショナリーロードww
初デートでチェンジリングwwww

>>740
本屋で、両方最初の2ページくらいを読んでみて読みやすい日本語の方を買おうと思ったんだが
なんかどっちも普通に読みやすそうだったのでデザインで決めてハヤカワを買った(レオとケイト表紙じゃない方)
結果、良かった。

745:名無シネマ@上映中
09/02/27 20:11:53 FtSe//ES
>>743
チェンジリングはエッチな雰囲気にはなりません。

746:名無シネマ@上映中
09/02/28 01:34:59 y9W1QzMd
>>736
ケイトが受賞した時うしろでニコニコ嬉しそうにしてたね。
知的で穏やかな紳士って感じで素敵だった。

747:名無シネマ@上映中
09/02/28 06:33:39 TM9IDYJM
>>728
原作を読むと、フランクがエイプリルに精神分析のまねごとをするシーンが
あるんだよね。
「(堕胎を望んでいる)原因は、ヨーロッパ行きでもフランクのことでもなく
エイプリルの子ども時代、生い立ちにあるのではないか」ということを言って
しまう。原作には前の二人の子どもを妊娠したときにも堕胎を望んだという
伏線がある。
フランクは「生まれてから拒絶されることしか知らなかったために、子どもを
生むことに対して強い抵抗を感じるようになってしまったのではないか」という
意味でそれを言ったのだが、エイプリルは「私が心を病んでるって言いたいのね」
と言う。
これは今風に言うと成熟拒否そのものなんだが、フロイトによるペニス羨望の
概念をきいたエイプリルははっきりとそれ以上のコミュニケーションを拒否する。
で、最終的には胎内回帰のように母親の元へ戻り、二日間を過ごしたあと自殺
する。
映画ではこの辺のシーンは省略されていたけど、原作は何となく「エヴァ」と
同じにおいがする。

748:名無シネマ@上映中
09/02/28 07:41:32 ICxYF7YN
>>748
自分728ではないんだけど、
原作はそうだったんだね。知らなかった。


原作本屋に探しに行ってみよう。

749:747
09/02/28 08:25:24 +mTpuemW
>>748
あ、ごめん。「想像のなかで」が抜けてた。
母の元で二日間、と書いたのはエイプリルの想像の中での話。
幼少期の、母が健在で父も生きていたころの記憶を反芻して
からという意味ね。
実際には母はアル中で父は自殺しているので、会えるはずはない。


750:名無シネマ@上映中
09/02/28 18:19:46 wp7pXIrP
原作読んだけど、
やっぱり決して「自殺」ではないと思うが

751:名無シネマ@上映中
09/02/28 18:35:47 TM9IDYJM
>>750
確かに「自殺」という表現はアレかも知れないが、
1)エイプリルは十二週を超えた胎児の堕胎が母胎にとって危険であることを知っていた
2)エイプリルはすでにフランクを愛しておらず、したがって胎児の存在が邪魔になる
当面の「理由」であるパリ行きは頭になかったと考えられる
3)「どんなことがあっても~」の手紙を用意したことから、その行為を行ったあとの
自分はフランクと話の出来ない状態になるであろう、と考えている
この三点から「生命を賭ける積極的な理由なしに、死を覚悟して死に至る行為を行った」
ということは確実だと思う。


752:名無シネマ@上映中
09/03/01 01:41:15 kcVW50FW
仮に表面的にでも夫婦を立て直そうとして夫に良い朝食を出したが、
こんなことをあと何年も続けるくらいなら死んだ方がましと思って泣いたのか、
最初から死ぬ気で夫に良い朝食を出してとうとう決行の時だなと
思って泣いたのかどっちなんだろう。

753:名無シネマ@上映中
09/03/01 04:56:17 qavBbSet
>>752
原作には(まあ映画と小説は別のフィクションだという人もいるだろうが)
未明の寝室で寝ている夫の姿を見ながら、「よくよく考えてみた末の行動」を
決意するシーンが出てくる。

754:名無シネマ@上映中
09/03/01 09:53:19 7N3aSKeC
でも、子供を残して自殺しようとか思うかなぁ。
表面だけ「良い妻」を演じて内面では「パリ」のような、これからの自分も
虎視眈々と狙っていそうだけど。
この映画に子供が出てくるのが少ないのは、自分達(自分のみ)の事が
優先で、子供はその次って思って居たことの表れなのかな。
色々考えちゃうね。自殺か、そのつもりじゃなかったのか。
わたしは「そのつもりじゃなかった」と思いたい。

755:名無シネマ@上映中
09/03/01 10:43:13 Q5h5hjgu
>>753
何かめぐりあう時間たちのジュリアン・ムーアみたいだね

756:名無シネマ@上映中
09/03/01 10:52:08 a2fY4G+4
ラストの電話のシーンで泣いてしまったのは
心から子供に「あいしてる」と伝えられない自分の異常さに
気付いたからじゃないかと思った。

757:名無シネマ@上映中
09/03/01 11:03:01 VEpWZENz
宇多丸がラジオでいってたけど人間は一生幻想を求めないと生きて行けない。
普通は自分らの幻想が駄目になった場合次の幻想を託す存在である子供が
この夫婦には自分らの幻想を断念するきっかけ、断念を思い起こさせる存在なので
すごく希薄に描かれていると語ってた。

758:名無シネマ@上映中
09/03/01 11:10:47 gCKY2ZUC
>>754
エイプリル自身が父母の問題で伯母たちの家を転々としていたという設定があるからな。
本人は望まずとも歴史は繰り返すということかもしれない。

759:748
09/03/01 22:11:30 EaMWZ4Hh
>>749
補足わざわざ㌧クス!
うちの地元には原作なかったので、明後日都内に出かけたとき大きな本屋で探すつもり。





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