14/09/06 20:30:53.54 7Wo+8kW60
大和朝廷はタケミカヅチ、フツヌシの二将軍を派遣し、出雲や諏訪などの各部族を「草木に至るまで」平定、ついに関東に至る。
しかしこの地の北関東から現在の福島辺りまでは製鉄技術を持った別の大陸由来の強力な部族が支配しており、大和朝廷に強固に抵抗した。
族長カガセオを頂点とした部族は結束も強く、何よりたたら製鉄で鍛えた刀が強力で厄介だった。
タケミカヅチ、フツヌシの二将軍はそれぞれ鹿島、香取に城柵を設け、部族と戦ったが、ついに力での征服は無理と判断し、
朝廷に「あの部族はとても倒せない、懐柔するべし」と朝廷に直訴(日本書記参照)
朝廷はやむなく交渉に長けたタケハヅチ(大和倭神)を遣わし、朝鮮半島伝来の織物技術と稲作技術を持って部族の懐柔に当たらせた。
族長カガセオも本来争いは避けたかったし、タケハヅチのもたらした織物の技術や稲作も魅力的だったので条件を呑み、タケハヅチの一族との養子縁組みなども行い、和平が成立。
ちなみにタケハヅチの一族は後の中臣氏である。
石那坂付近を拠点としたカガセオの死後(暗殺か自然死かは不明)一族は弱体化、中臣氏と同化するなどし、大和朝廷の体制下に「物部(もののべ)」として組まれていった。
「物部」とは部族名ではなく、鉄の製造や扱いをする役職であり、刀での戦闘にも長ける一族を指す。
「もののべ」則ち「もののふ」であり、平安後期に発生した東国武士の原型である。
カガセオの死後、出雲のオオクニヌシと同様、朝廷は怨霊を恐れ、現代の大甕神社にある宿魂石や鹿島、香取神宮の要石にその魂を呪術的に分散させ、封印し、祀らせた。
カガセオの怨霊は後、地震や天変地異がこの地で起こる度、竜脈、竜神、転じてナマズと同一視された。
それを朝廷から遣わされた神である、タケミカヅチを始めとする、各神が分散して抑える事で力を弱め、封印しようとしたのだ(常陸風土記参照)
155:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/06 21:09:33.59 Qilmtfp50
部族を懐柔し、同化し、大和朝廷体制下に組み込む事に成功したタケハヅチの一族、中臣氏は織産や稲作技術を広め、この地に繁栄をもたらした。
神仏論争や大化の改新で活躍した中臣鎌子、後の鎌足はこの一族の出自。
鎌足の子孫は藤原氏を名乗り、千数百年に渡り朝廷を実効支配する事になる。
奈良にある藤原氏の氏寺、春日大社は鹿島神宮からの勧進であり、託宣の占い時に肩の骨を用いる神使の鹿もこの際、鹿島から奈良に一部を移住させている。
カガセオの一族は一部はこの中臣、物部に同化、一部は地下に潜った。
平将門や、源氏系佐竹一族、水戸光圀(義公)も女系先祖は基を辿れば全てこの一族である。
歴史では「承平天曉の乱(平将門の乱)」「佐竹一族隆盛」「水戸光圀による神仏分離及び大日本史編纂事業」「水戸浪士による桜田の門外の変」「新選組旗揚げ」「徳川慶喜による大政奉還(無血の国譲り神話の再現と言える)」
日本人の精神史においては「武士道」「仁侠道」「将門信仰」そして全ての明治維新の志士に多大な影響を与えた「尊皇攘夷思想」。
歴史の裏表、要所要所でこの常陸の国、すなわち星が海に沈み、日(太陽)が立つ(登る)地に眠るアマツカガセオの子孫、則ち、石に封印された星神の系譜は日本社会の文字通り「礎」となっているのである。
156:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/06 21:22:00.29 Qilmtfp50
聖地に済む子孫の皆さん、亡国の危機にある今こそ、日本を支えてきた誇りを持って茨城を盛り上げて下さい。応援してます!
157:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/06 21:30:16.38 Qilmtfp50
大和朝廷はタケミカヅチ、フツヌシの二将軍を派遣し、出雲や諏訪などの各部族を「草木に至るまで」平定、ついに関東に至る。
しかしこの地の北関東から現在の福島辺りまでは製鉄技術を持った別の大陸由来の強力な部族が支配しており、大和朝廷に強固に抵抗した。
族長カガセオを頂点とした部族は結束も強く、何よりたたら製鉄で鍛えた刀が強力で厄介だった。
タケミカヅチ、フツヌシの二将軍はそれぞれ鹿島、香取に城柵を設け、部族と戦ったが、ついに力での征服は無理と判断し、
朝廷に「あの部族はとても倒せない、懐柔するべし」と朝廷に直訴(日本書記参照)
朝廷はやむなく交渉に長けたタケハヅチ(大和倭神)を遣わし、朝鮮半島伝来の織物技術と稲作技術を持って部族の懐柔に当たらせた。
族長カガセオも本来争いは避けたかったし、タケハヅチのもたらした織物の技術や稲作も魅力的だったので条件を呑み、タケハヅチの一族との養子縁組みなども行い、和平が成立。
ちなみにタケハヅチの一族は後の中臣氏である。
石那坂付近を拠点としたカガセオの死後(暗殺か自然死かは不明)一族は弱体化、中臣氏と同化するなどし、大和朝廷の体制下に「物部(もののべ)」として組まれていった。
「物部」とは部族名ではなく、鉄の製造や扱いをする役職であり、刀での戦闘にも長ける一族を指す。
「もののべ」則ち「もののふ」であり、平安後期に発生した東国武士の原型である。
カガセオの死後、出雲のオオクニヌシと同様、朝廷は怨霊を恐れ、現代の大甕神社にある宿魂石や鹿島、香取神宮の要石にその魂を呪術的に分散させ、封印し、祀らせた。
カガセオの怨霊は後、地震や天変地異がこの地で起こる度、竜脈、竜神、転じてナマズと同一視された。
それを朝廷から遣わされた神である、タケミカヅチを始めとする、各神が分散して抑える事で力を弱め、封印しようとしたのだ(常陸風土記参照)
158:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/06 23:52:37.04 EtBqE9p80
>>155
えー!
159:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/08 06:08:28.91 5g1CTdV90
天津香香背男=天津甕星
カガセオのカガとは蛇、セは背、蛇神の入れ墨をした男(族長)とも取れる。
甕星とは北極星の説が有力だが、明けの明星、すなわち金星との説も。
この場合、聖書の中でコキュートス(地獄の氷の階層)に封じられたの元天使長ルシフェルと同一視する説もある。
ルシフェルの本質は聖書の中でもイブを騙し禁断の果実を食べさせた蛇ともされる。
一見トンでも説だが人類の普遍的無意識の深層は共通の物(遺伝子レベルでも証明されている)なのであながち的外れでもないだろう。
160:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/08 12:41:10.30 Qh3eMXwd0
地元がオカルトまみれでワロタ
161:おはら@転載は禁止
14/09/08 17:42:48.50 6k+m7KkP0
かの司馬遼太郎も利根川付近に存在した独立王国については言及している。
ただどうも文字文化がなかったのと自ら天皇(=北極星)と名乗った神武天皇の時代に他の星神神話を抹殺している節があり、断片的に残された遺跡や説話から推定せざるを得ない。
上古代の出雲神話や九州、諏訪などの制圧と奈良時代以降の東北制圧の間に間違いなくこういった神話(ストーリー)が存在するはずだが、天皇家や藤原氏の成立とも密接に絡んでくる為、正史ではどうしてもアンタッチャブルになってしまう。
ある意味、ポーネグリフ(遺跡)を集めて作るリアルワンピースw
162:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/08 23:23:55.36 jtvErbSa0
>>160
いいところに生まれたな!
163:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/09 02:03:12.96 zaVGaBqb0
<<158、160、162さん
長駄文つきあってくれたみたいでありがとう!
あと私あんち天皇じゃないんで誤解ないようにお願いします。
カガセオさんは「義」の心で日本国のために人柱になってくれたんだと思います。
なるべくオカルト要素は抜いて書いたつもりですが、名も知らぬ先祖に畏敬と感謝の念もって生きたい。
164:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/09 06:48:59.40 Tu5BdeQ50
165:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/09 08:42:55.39 L09sEf9b0
フーガさん知りませんか
166:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/09 09:25:16.25 L09sEf9b0
茨城心霊スポットスレのコテフーガさんがこのスレにいると聞いたんですが、誰か知りませんか
167:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/10 17:24:24.48 dCQ7kyc+0
どうもカガセオ様はバラバラされてに封印されたようだ。血筋の平将門様と同じ。
悪い神様じゃないよ。術法で恐らく北斗七星の形で封印されて国を守ってる。とくに東国の人々には先祖も同じ。
168:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/10 17:42:01.26 14cpsKnG0
ゆりかは豚がブヒブヒ言ってるだけだな
169:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/10 22:52:44.13 REOaswyz0
ブヒヒヒヒヒ(笑)
170:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/11 00:21:38.25 jUHFGqVq0
>>168、169
お、過疎板で妖怪はっけーん
171:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/12 17:12:27.57 zCR97Bm2O
>>161
こういうレスを待ってたんだよ
まぁオカルト板よりも考古学板とか民俗学とか向けのテーマかもしれないけど
172:おはら@転載は禁止
14/09/12 17:31:50.03 kuCwhiGH0
おお、分かってくれるか、同士よっ!
みんな無意識下で「なんかある、でもそれが何かわからない」って感情を抱えてるから、オカ板で茨城板がこれだけ乱立してると思うんだ。
ただ歴史的にも、因縁的にも根が深すぎるんで、みんな自分達を潜在無意識下で押さえつけてるモノの正体がわからないから、言ってる事チンプンカンプンつうか。。
大和朝廷つうか、呪術的に長けている藤原、中臣氏ラインの呪詛が現代まで根深く残っている。
もちろん俺もかつてこの日本という国を愛しているし、国内すべての呪術的体系も含めた霊的王たる天皇陛下を敬愛している。
ただ、もういいんじゃないか?呪いを解き放っても。東北みたいに一気に破局的に、じゃなくて怨念の力をプラスに変えて、ソフトランディングさせるべきだと思うんだよね。
最後の行は直感的に感じてる事、なんだけど。
173:本当にあった怖い名無し@転載は禁止
14/09/12 17:49:43.51 OWD8b7k80
茨城の歴史って奥が深いんだね・・・勉強になる!
174:おはら@転載は禁止
14/09/12 19:37:53.58 /oHxAgox0
それまでも平将門の乱とか東国の人たちの怨念が世の中ひっくりかえそうとした事件はあったけど、
武士の世の中になった時に一回それか叶ってるんだよね。
長い戦乱の中で怨霊は存分に猛威をふるったと思う。面白いのは徳川家とか、他にも名だたる武士達は皆、鹿島様を尊崇している。
勿論、戦の神様だからなんだけど、本能的に自分達の先祖を祀ったとも言える。昔の人は今より見えない世界に敏感だったんだね。