08/05/17 08:30:28
真言宗では毘沙門天以外の天部は礼拝の対象ではない。
天部は菩薩以下の欲界の存在ながらも力が強大で仏法守護の誓いをしているので、
僧侶「供養してやるからお前等ちゃんと守護しろよな!!」
天部「ハイ解りました~。今日も供養してくれて有難うございま~す」
という存在。先祖供養と同じ。
受戒を受けた僧侶は人天の師なので天部より上。というか天部に法を説いてやる立場。
在家はそこまでの立場ではないので、天部には法楽と合わせてお供えやお布施などの
捧げ物で供養する事を勧める。
何故なら天部はまだ欲心があるから。好物の菓子や酒でも持って行けばたぶん喜ぶ。
天部は人間に近い。人間くさい奴らと思えば良い。だからこそ怒るときもある。
お世話になった人へお礼でプレゼントしたり、お礼の挨拶回り伺ったりするのと同じで、
御利益があったらお礼参りもしましょう。