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473 :バリアフリーな名無しさん:2007/12/23(日) 20:30:09 ID:FuHZiw7n
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2004年9月16日 (木)
セックスのボランティアは成立するか
河合香織「セックスボランティア」から。伊緒葵さんは脳性麻痺で、手足が不自由だ。
食事から排泄に至るまで生活のほとんどに介護が必要である。
一方、山本小百合さん(36歳)は結婚していて子どももいるが、障害者の性の相談に乗るうち、
ボランティアとして葵さんのセックスの相手になる。
それから一年ほど経った後、二人は同じ部屋で会った。葵さんからはこんなメールが届いていた。
「厚かましいのですが、口でしていただけないでしょうか。」
小百合さんは口での愛撫はできないと答えた。しかし、当日二人は性器の挿入を試した。
葵さんからの強い希望があったからだ。(中略)葵さんは行為の最中に小百合さんの唇に
キスをしようとした。「それはできない」と小百合さんは拒絶した。(49ページ)
障害者の性の問題については、いろいろな意見があるだろうが、この本の読者に限って言えば
“障害者にもセックスの機会を与えるべき”という意見が大勢を占めつつあるようだ。
それはそれでいいことだと思う。