07/06/17 15:00:45 PGkCtM1b
●継続就業または再就職コースを望む女性が増えている
女性の就業と出産・育児のかかわりを、ここでは「ライフコース1」として整理してみよう。育児期の女性のライフコースは、
結婚・出産後も仕事を継続する「継続就業コース」、結婚・出産を機に退職し、子どもが大きくなったら再び働き始める「再就職コース」、
結婚・出産を機に退職し、家事・育児などに専念し続ける「専業主婦コース」の三つに大別できる。
それでは、育児期の女性はどのようなライフコースを理想とし、他方でどのようなライフコースを実現させているのであろうか。
1987年から2002年までの18~34歳の未婚女性が理想とするライフコースの推移を見ると、継続就業を理想とする女性の割合は20.3%から29.5%に、
再就職コースを理想とする割合も34.4%から39.2%に上昇している一方、専業主婦コースは36.7%から20.1%にまで減少している(第2-1-1図)。
このように、出産・育児にかかわらず何らかの形で働きたいと考える女性はすう勢として増えていることが分かる。
専業主婦コースを理想とする女性については、実際には65.0%が仕事に就いており、希望の実現度はそれほど高くない。
専業主婦を望んでいても、経済的な要因などで働いている人が多いと考えられる。
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