07/08/22 16:19:24
稚拙で短いですが投下します。他のサイトで晒してました。冒頭部だけですがお願いします。
確認しましたが、>>2>>3を守ってないものもあるかもしれないので、そのときも注意を下さい。
例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう?
恋愛、仕事、人間関係。ほかにもまだまだあるだろう。それらの重い重いものを背負いながら、俺らはこうして毎日を送っている。廻る世界を暮らしている。見えない明日を彷徨っている。
昨日も苦悩して、今日も彷徨い、明日も迷うのだろう。最良の選択をするために。当然ながら、最良の選択をすることは、常識であり当然であり当たり前のことである。しかし。
しかしでは、二者択一。ツーオアナッシング。だったらどうだろう? 二つあるうち、その片方しか選べない場合はどうするだろう? それこそ苦渋の選択。どう行動をとるか。
時に喚いて。時に泣いて。
時に叫んで。時に諦めて。 時に怖がって。
畏怖感を抱き、焦燥感を抑え。
そして。苦しんで。 苦しんで苦しんで。
一つの答えを導き出す。
それは。
果たしてその選択は正解なのだろうか? 正しいのだろうか?
―そんなこと、知らない。知るわけが無い。興味も無い。関心も無い。好奇心すら湧かない。暇つぶしにもならない。どうでもいい。どうでもいい。
もちろん分かっているさ。そんなことを言うのは逃げているだけだと。避けているだけだと。怖がっているだけだと。
弱い、証拠だ。脆い、証しだ。崩れた、証明だ。戯言で、詭弁。強がっているだけ。虚勢を張っているだけ。
そして。俺はそんな奴の一人。哀れで墜落した男。夢を掴み損ねた愚かな男。故に。夢を諦めた、弱い男だ。