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“西の論客”として舌鋒鋭くニュースを解説する大阪・読売テレビの辛坊治郎
キャスター(54)が出した経済入門書『日本経済の真実 ある日、この国は破産
します』(幻冬舎刊)が、2カ月で30万部に迫る勢いで売れに売れている。ご当人に
ズームイン! して人気の秘密に迫った。
「マクロ経済の基礎理論に現状の日本の数字を当てはめただけの本ですから、
変わったことは書いてないですよ」
さらっと語るが、テレビでおなじみの解説と同様に、著書にはかなりスパイスが
効いている。
《日本沈没を食い止めた小泉・竹中改革》《政権交代への失望》など刺激的な項目が
並び、《小泉内閣の改革をやめてしまったツケが国民を、生活を、崩しはじめる》と警鐘を
鳴らす。共著の辛坊正記氏は実兄で日本総研情報サービス代表取締役専務を務める
金融・経済のプロだ。
たとえば、民主党政権が目玉に掲げる子ども手当。「兄貴は反対ですが、私は財源さえ
確保できれば、やってもいいと思います。子育てには異様にお金がかかります。日本は
税金の使い道の7割が高齢者、子供に使える予算は1割以下。先進国ではありえない」と
しながら、本質をつく。
「次の世代のために5兆円規模の子育て手当を創設する、そのために消費税2%上げ
させてくれ、と説得するのが政治の責任。5兆円をばらまき、お金はないから借金して、
では世の中が壊れるもと。ばらまくのは公約実現とは言わない」
“きれいごと”を並べるメディアを自己批判しながら、大阪らしい本音で勝負してきた。
その象徴が現在も関西ローカルで絶大な人気を誇る日曜昼の「たかじんのそこまで
言って委員会」。討論形式のバラエティー番組で歌手のやしきたかじん(60)とともに
司会を務める。
「たかじんさんは東京もんには見せたくないらしい(笑)。三宅久之さんや田嶋陽子さん、
宮崎哲弥さんらパネラーのみなさんはローカルだからこそ本音をしゃべってくれる」
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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