08/04/14 06:09:33 LXD2SNTK
子供の頃、6年ぐらいイジメにあってました。内容は、暴力を除いたほぼフルコース。
中でも一番こたえたのは盗難。学用品やら靴やら何やら、ゴールデンウイークまでには
教科書半分無くなってましたよ。
で、長年の疑問だったのは、どうやって人目を避けて盗んでいたのかということでした。
ドロボウといじめられっこならば、皆はドロボウを軽蔑するだろうと。
いじめっこは自分のカリスマみたいなものを守るために、コソ泥の汚名は着ないだろう、
だから人目を憚るだろうと、無意識のうちのそれが前提条件と思っていたんですね。
いやもう、なんたる間抜け。なんたる馬鹿。気づくのに何年かかってるんだって話ですよ。
クラスメイトはその場に居て、いじめっこが盗んでいくのを見ていたんですよね。
恐らくは内心ニヤニヤ笑いながら、盗まれるところから私が困っているところまで一部始終
見物していたんですね。無関係だと高みの見物。
朝は有ったのに、昼には無くなってる。
そんな超常現象のカラクリは、極めて単純な事だったわけですよ。目撃者が嘘をついていた
それだけの事です。
なんで人の良心なんて信じちゃったのかな、まったくもって馬鹿でした。
鈍い私が真相に気づいたのは一昨日、それからは眠れません。
さっき、人生で初めて【死にたい】と、思いました。
いじめられていた時ですら、雑草のごとき逞しさで生き抜いてやるとしか思ってなかったのに。
もしかしたら、絶望って奴はこれかもしれません。