07/10/06 18:25:25 V0RSiapt
原理派さんには、この御教歌
『はらたてぬ おのが心の ちかひにも
たがひてめくら かきのぞくらん』
腹を立ててはいけない・・・と自分自身の心に誓うものの、時としてカッとなり分別のつかない 心を垣間見るものである。
腹を立ててはいけない・・・とは、誰しも思うことで、好き好(この)んで腹を立てる人はいないものです。
ところが、場面に出くわすとカッとなったり感情的になったりする自分がいたりするものです。
頭の中では分かっているつもりなのですが、中々心がいうことを聞いてくれないのです。
時には、見境がつかなくなり言葉の暴力を放ったり、相手を傷つけてみたりすることもあるのです。
「いかなる善根(ぜんこん)も瞋(しん)の一字よりやぶるる事、塔(とう)を立てかけて一時(いちじ)に倒すが如(ごと)し、功徳(くどく)の利をやく事大火(たいか)よりも甚(はなはだ)し。」
カッとなる、感情的になる心は、今まで積み上げてきた功徳(くどく)まで全て焼き尽くしてしまうものなのです。
そのためにも、耐え忍ぶ「強い心」を育てていくことが、最も大事・大切なことであることを仰せいただいた御教歌です。