07/11/29 20:24:03 +fyTVHLA
518補足
海外…アメリカにしましょうか。
ADHDは小児科医が主に治療にあたります。ADHDは小児期に寛解もしくは完治可能、とされ、その医療体制が完成されている、一般社会通念も同様です。
メチルフェニデート剤の正規「適応」はやはりADHDは小児のみです。成人に対しては、オフラベルにて処方するようですが、医療全体からすると、小児期に小児科医が治せなかった稀有な例、としてです。
それを経て、今はADHDそのものに投薬以外の治療が積極的になっています。長期の大量投与による薬への依存の指摘や、いわゆる社会的差別を受ける結果をふまえて、です。
差別自体は、大変深刻です。小児期に寛解しても、誤って薬の投与を続けてしまい、依存症に陥る、もしくは違法薬物へ走る。
完治、寛解したにもかかわらず、小児期に差別を受けたと、患者が過去のADHDへの差別を訴えて団体化が増加し社会問題になり、それゆえ成人ADHDの診断も大変シビアになり、羅患人口も劇的に減りました。
要は、小児期に治る疾患であり、一般社会も納得しない、ということです。
日本は成人に対し、ほとんど、いきなりADHDの診断を下してきました。自分は、これを安易と嘆きますが。