05/06/24 02:16:18 YkkLwvI/
●適応について
最終目標は最難治の癌として知られる膵臓癌の克服だそうです。
マウスによる実験では腹膜播種の治癒も確認されています。
単純ヘルペスウイルスは人体のどの場所であっても感染する性質があるそうです。
つまり理論的にはすべての癌種に適応が広がる可能性があると言えます。
●副作用について。
まったく認められなかったそうです。
ヘルペスウイルスに対する感受性がヒトより高いマウスへの投与でも副作用はありませんでした。
「単純ヘルペスウイルスHF10」はある種の変異株です。
毒性も増殖力も弱いという特徴があるのです。
しかもヘルペスウイルスは90%の人が感染した経験を持っているために、
すでに多くの人間が抗体を獲得している場合が多いのです。
ヘルペス感染に対する治療法も確立されており、まず致命的な副作用は存在しないと思われます。
なによりも末期癌患者にとって死より重大な副作用は存在しないということを付け加えさせて頂きます。
●現在の状況
いま現在、膵臓癌に対する第1相臨床治験が進行中です。
ただし先行2症例のみに留まっているようで、その遅々たる歩みが懸念されます。
まだこれから第2相臨床試験を経て、さらに第3相臨床試験が完了しないと
「単純ヘルペスウイルスHF10」による治療を受けることは出来ないでしょう。
もしこのテンポで治験作業が進んでいくならば、
実用化にはなお5年~10年を要する可能性が高いと思われます。
さきに申し上げた通り副作用はありませんでしたし、効果もじゅうぶん期待出来ます。
第2相・第3相臨床試験を一刻も早く完了させる必要があることがおわかり頂けたと思われます。