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蓮舫氏が難クセ、連合会長の国葬出席を批判「優先されるべきは労働者支援」 弁護士・元自衛官らは「厳粛かつ安全な実施を」との声明
2022.9/16 11:31
連合の芳野友子会長は１５日の記者会見で、安倍晋三元首相の「国葬（国葬儀）」に出席する意向を表明した。国葬の決定過程や法的根拠に疑問を呈しながらも、首相経験者が凶弾に倒れたことに弔意を示すため、労働者代表として出席せざるを得ないとして「苦渋の判断だ」と述べた。
一方、連合を最大の支持組織とする立憲民主党は同日、執行役員全員が欠席すると決めた。同党の蓮舫参院議員は同日、芳野氏の出席を伝える新聞記事を受けて、「国葬よりも優先されるべきコロナ禍、物価高の労働者支援を政府に求める立場なのでは」などと批判的にツイートした。
立憲民主党の判断については、すでに欠席を決めている共産党の志位和夫委員長が同日の記者会見で、「参加しないのは当然ではないか」と歓迎した。両党の接近を改めて見せつけた。
こうしたなか、弁護士と元自衛官でつくる、「国葬儀実施に関する共同声明世話人会」は記者会見を開き、安倍氏の「国葬（国葬儀）」の厳粛かつ安全な実施を求める声明を発表した。
声明では「（安倍氏への）国民的な哀悼の意を表明することを望む内外の圧倒的多数の自然な感情は、十分に尊重されなければならない」と強調。政府に対して安全な実施に万全を期すことなどを求めている。
元陸将補の矢野義昭氏は「（安倍氏は）国際的な地位を向上させた。哀悼の念を表するのは当然の感情ではないか」と述べた。
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