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結びの一番で、敗れた直後に白鵬が立ち合いの不成立を執拗(しつよう)に主張する異例の一幕があった。
潔さを欠いた横綱らしからぬ態度に関し、山科審判長(元小結大錦)は「あした皆さんと話したい」と述べ、23日にも審判部で協議する考えを示した。
この一番で白鵬はもろ差しを許した時点で右手を上げ、寄り切られた土俵下でも同様に「待った」を主張した。
裁いた立行司式守伊之助は打ち出し後、「両方とも手をついていた。立ち合っている」との認識を示し、
八角理事長(元横綱北勝海)も「白鵬の勘違い。自分で判断しては駄目」と話した。
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