11/08/16 19:03:37.47
悪いが、0教授、S教授の例で説明する。
・どちら几帳面な講義をし、当人達も自信を持っている。
・どちらかというと完ぺき主義者で、講義時間のみならず、オフィース・アワー
まで使って、前範囲をくまなく講義する。親族編プロパーの離婚・離縁・親子・養子、
民訴の管轄、再審といったとこまで、すべてソクラテス方式で検討する。
・司法試験の過去問等の検討は択一論文も含め一切しない。
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上記理念講義に対する批判
①予習・復習に膨大な時間が取られる。このため、受験対策ができない。
②万遍なくやるため、どこが重要なポイントかどうか把握できない。また、
択一用に知っておけば良い知識と、論文用に使いこなせなければならない
知識の習得の優劣が混乱する。
③受験に沿った講義内容ではないため、学生に受験対策のテクニックが身に
つかない。
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対案:①入門用の講義は概要をつかむ感じでざっとやる。
②択一用の知識で十分のところは、わざわざ判例・学説検討まで行わない。
③択一・論文の演習を徹底的にやる。 特に未習者の場合、知識の定着の
ため、計算ドリル・書き取りドリルみたいな感じで、夏春休みに徹底的
にやると効果的ではないか。
④演習の解説、参考答案は必ず示す。問題集や予備校教材を効果的に
使う。これら、受験対策をすることを恥とは思わない、面倒くさがらない。
以上、既にスワン改革で取り入れられていると思うが、徹底すべし。