乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30at GGIRL
乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30 - 暇つぶし2ch510:総評案1
12/05/01 00:00:34.92 onUPBFzT
“純粋すぎる移植”と評価された携帯アプリの移植作品『天下一★戦国LOVERS DS』が大賞に輝いた2010年。
その戦国LOVERSの携帯版KOTYスレ進出と、『ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス』の本家KOTYスレ進出。
乙女ゲーム的KOTYスレは数多の強者が揃い、大いに盛り上がった。

そして、今年2011年―
まだまだ2010年発売作品の話題でざわついていたKOTYスレに、早すぎる刺客が現れた。

2011年2月24日発売『遙かなる時空の中で5』である。
前作遙かなる時空の中で4も2008年にKOTYにノミネートされた事があるシリーズの最新作だ。
現代に暮らす主人公が異世界の幕末に飛ばされ、世界の救世主となるストーリー。

この作品をプレイした者たちは早々にKOTYスレに駆け込んで来た。
そして、皆が口々に「主人公が…」と話し出す。
個性的な主人公とその主人公ゆえに起こる恋愛描写の薄さが原因だった。
“攻略キャラクターに甘い言葉をかけられても照れもせずにぼんやりと見つめ返す主人公”
この構図はゲーム全編を通して見られる。
段々と言葉が情熱的になっていく攻略キャラクターとは裏腹に、主人公はいつまでも反応が乏しい。
恋愛イベントはこれの繰り返しの為に、お互いが惹かれあう恋愛描写は非常に薄いものとなっていた。

そんな状態にも関わらず、志や仲間や使命よりも愛を優先させる攻略キャラクター。
そのあまりにもあっさりと全てを捨て去る姿に、恋愛ゲームでありながら「愛より他を優先させるべきだろう」とプレイヤーに言わせた。

また、キャラクターの中に行方不明者が出ている。
主人公と知り合いの男の子だ。
主人公の敵となって世界の崩壊を進めた彼が、一部のルートを除いて放置されたままエンディングを迎える。
彼の生死すら不明である。

そして、このゲームのシステムについて。
中盤までは共通ルートで、それ以降に個別ルートが出現し分岐する。
フルコンプの為の周回プレイ時は“共通ルートに戻れない”のだが、これが問題を生んだ。
取りこぼしがないようにとの配慮なのか、共通ルート中はどの攻略キャラクターの恋愛フラグも強制的に拾ってしまうのだ。
共通ルート中のフラグ回収イベントはどの選択肢を選んでも成功。
これにはプレイヤーから自由を求める声が上がった。

そしてもうひとつ。
突如として消えるボイス。
特定のイベントにしかボイスがなく、何の前触れもなくボイスがなくなったり付いたりする。
キャラクターは常に一生懸命に口をパクパクと動かしているが、耳をすませてもボイスが無い時は無いのだ。


そんな痒いところに手の届かない遙か5は、一度はガッカリゲーと評価されたが、時が経ち再評価され今に至る。
何故もっと遅くに発売してくれなかったのか…
そう考える程にKOTYスレが遙か5の話題で埋まる日も少なくはなかった。


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