12/05/12 21:34:10.91
「日銀券ルール」撤廃急げ
「日銀は、本格的な量的緩和に踏み出せないように自縛している。
冒頭に挙げた「日銀券ルール」である。
日銀による長期国債の買い切りや引き受けを拒むことが「宗教」だ
と言ってはばからない故速水優総裁が01年3月の量的緩和政策時に導入した。
大規模な量的緩和のためには、巨額に上る長期国債の買い上げが欠かせない。
そうなると、政治の圧力で日銀はずるずると国債を引き受けさせられ、悪性インフレを招いてしまうという恐怖症による。
日銀生え抜きの学究肌、白川方明総裁は日銀ルールの強力な継承者である。
FRBの長期国債保有は10年末にはドル発行残高を超え、現在は1・6倍以上に上る。
日銀のほうは、小刻みに長期国債を買っては売る操作を繰り返し、日銀券発行残高の天井に突き当たらないようにしている。
もとより、日銀のようなルールを世界の主要中央銀行は持たない。学術的根拠にも乏しい。
対照的に、FRBはドル発行量に縛られず自在に量的緩和政策を駆使し、
その成果を挙げるために買い上げる資産構成を変更し市場を通じた経済活性化に大胆に挑戦する。
日銀が最優先すべき使命は超円高の是正と脱デフレであり、
大震災からの復興の条件を創出することだ。その妨げになる内規はさっさと再考、廃棄すべきではないか。」
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