09/12/11 01:24:17
やはりというか、当然というか、亀井金融大臣がモラトリアム法案などと言い出してから銀行の融資姿勢が極端に厳しくなってきたように感じます。
江戸時代の棄捐令直後の大恐慌の例を出すまでも無く、3年も返済が延滞する可能性のある融資をする金貸しはいないということですね。
そうでなくても世界基準に則って銀行の自己資本比率を高めないといけないという時代にわざわざ不良貸し出しをする金融屋はいないでしょう。
同じような担保価値のある不動産を担保に新規事業の融資案件を銀行に持ち込んでも、亀井氏がモラトリアムを言い出す以前と比べると3割くらい融資限度額が厳しくなってるように感じます。私の住んでる地域だけの現象とも思えません。
これでは全国的にかなりの新規事業がぱったり止まるでしょう。またぎりぎりで資金繰りをして頑張っている中小企業の事業資金借り換え案件も、貸しはがしが加速又は限度額引き下げにより資金ショートして倒産が続出することが容易に想像できます。
民主党の景気対策の長期ビジョンがなかなか見えない昨今、いよいよ亀井金融大臣の発案によるモラトリアム大不況時代が到来した感がひしひしと感じられるのは私だけでしょうか・・・