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2010年10月19日 読売新聞 編集手帳より引用(改行位置引用者変更)
永井荷風が東京・銀座の洋食店に入ると、先客に子連れの一家がいた。
躾がなってない。1933年の日記にある。
<子供は猿のごとく、室内を靴音高く走りまはり、食卓の上に飾りたる果物草花を取り、
またはナイフにて、壁を叩く>。
親は周囲の迷惑顔もどこ吹く風、叱りもしない。荷風は嘆いた。
<今の世の親たちは小児のしつけ方には全く頓着せざるが如し>
して良いこと、悪いことのけじめを教わらなかった子供は、どうなっただろう。
おそらくはロクな大人に育たず、親を泣かせたに違いない。
趣旨が「反日」であれ、何であれ、デモはしてよいことである。暴徒化し、日系企業を
襲撃するのは、して悪いことである。そのけじめを教えず、実行犯を本気で摘発しようと
しないの中国当局は洋食店の親とかわらない。
暴徒の標的が党本部や完調に写ってから躾けを初めても間に合うとでも思っているのか。
乱暴狼藉の放置は、市民に政権転覆の予行演習をさせているのと同じであることに気づいていい。
俗に<三つ叱って五つ褒め七つ教えて子は育つ>叱らずに、最後に泣くのは親である。
(コメントは別に)
┐(´∀`)┌ヤレヤレ