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遭難者探索の新装置を開発実験
山岳地帯で遭難した人をいち早く発見しようと、富山県立大学などの研究グループが、山岳地帯でも、
直線距離で1km以上届く小型の電波発信機と専用の受信機を開発し、実用化前の最終実験を26日、立山の室堂周辺で行いました。
装置は、富山県立大学の研究グループと県工業技術センター、長野県のメーカーなどが10年前から開発を進めてきました。
新しい装置は、小型発信機と専用の受信機からなっていて、遭難した人が発信機のSOSのボタンを押すと専用の受信機に、
発信機に搭載されているGPSが示す緯度と経度が表示されます。26日は開発した富山県立大学工学部などの研究グループが
標高2450m室堂周辺で最終実験を行いました。
実験では、メンバーが発信機のSOSの電波を出し、離れた場所で受信機が電波を正しくとらえているかどうかを確認していました。
研究グループによると、発信機の電波は山岳地帯のような障害物が多いところでも1km以上届くということです。
研究グループでは、来年中にも装置を実用化したいとしています。
10月26日 19時19分
URLリンク(www.nhk.or.jp)