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★婚活茶会に男性申し込みゼロ 「亭主」は重荷?
・風流な茶席ですてきな異性と出会いませんか―。11月初旬に京都府大山崎町で
「婚活茶会」が開かれる。女性の申し込みは約30人に上るのに対し、男性はリード役でも
ある「亭主」を務めるという条件が重荷なのか、まだゼロ。企画したNPO法人は「自らの
魅力を伝える絶好の機会と思うのですが…」と参加呼び掛けに躍起だ。
ユニークな茶会は、NPO法人「子どもとアーティストの出会い」(京都市中京区)が
千利休が建てた国宝の茶室「待庵」が残る同町で「縁結びの場を」と、来秋開催の
国民文化祭の事前行事として企画。10日から参加者を募っており、11月3、6、7日に
アサヒビール大山崎山荘美術館庭園などで催される。
茶会は1回1時間。定員は男女それぞれ33人で、各回とも男女が3人ずつ参加する。
会場内の3カ所に2畳の茶室をしつらい、男性が「亭主」として1人ずつ座る。女性は
好みに応じて三つの茶室を自由に移動できる。
抹茶にこだわる必要はなく、亭主役はコーヒーや紅茶などをいれ、旅行好きなら写真や
土産物を飾って旅について語り、音楽好きならギターやサックスなど得意な楽器を
持参して演奏する-など、自由に雰囲気を演出し、会話を楽しむ。
応募人数の極端な男女差について、ジェンダー論に詳しい京都大大学院文学研究科の
伊藤公雄教授は「男性の『草食化』の表れ。能力が試されることへの不安があるのでは。
男子学生の海外留学への関心が低下し、内向き志向になった現状とも結びつく」とみる。
NPO法人の井手上春香理事長(30)は「常識の範囲内で自己表現できる18歳以上の
男性なら誰でも歓迎」と話す。自身も婚活中で「私も楽しめたら」と笑う。茶会には
参加費500円などが必要。申し込み締め切りは11月1日。(一部略)
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
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