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【北京・久永健志】中国河北省出身の父親が、生後2カ月の息子を売ろうとして、売買仲介人とともに
北京で逮捕され、有罪判決を受けた。「買い手」として現れた広東省の夫婦は、実は「誘拐取り締まり
ボランティア」だったことが逮捕の決め手となった。中国紙、新京報が報じた。
報道によると、有罪になった26歳の父親は2008年、ガールフレンドとの間に男児をもうけた。その後、
女性が子どもを残して家出したため、育児をしながら北京で出稼ぎ生活をしていた。しかし、子育てが
大変なことから、ネットの書き込みを通じて子どもを売ろうと計画した。
この情報に飛び付いた山東省の仲介人は、男児を6万6千元(約80万円)で第三者に売り、自分がうち
2万元を受け取ることで父親と合意。仲介人はネットを通じて広東省の夫婦を探し出し売買を持ち掛けたが、
この夫婦は実はネットで誘拐犯を捜しているボランティアだったため、父親と仲介人は逮捕された。
地元裁判所はこのほど、児童誘拐売買の罪で父親に懲役2年3月、仲介人に同2年の実刑判決を下した
という。
ソース 西日本新聞 2011年10月17日
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