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からゆきさん
からゆきさん(唐行きさん)とは、19世紀後半に、
東アジア・東南アジアに渡って、娼婦として働いた日本人女性のこと。
長崎県島原半島・熊本県天草諸島出身の女性が多く、
その海外渡航には斡旋業者(女衒)が介在していた。
「唐」は、ばくぜんと「外国」を指す言葉である。
Q.なぜそんな仕事を?
まず第一に貧困です。
当時の日本は貧しい人が多く、カネをかせぐために娘たちが当てにされました。
また、日本には室町時代から続く公娼制(女性を廓に閉じ込める管理売春)があり、
親が娘を売って、受け取ったカネで生計を立てていく風景は珍しくなかったのです。
国が、そういう権限を親に認めていました。
家や親兄弟のために苦界に身を沈める娘は親孝行、と世間はみるのが普通でした。
からゆきさんの場合は、かせぐ場所がたまたま国の外であったということです。