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雄星おめでとう…プロは甘くない!次は打たれる
西武・菊池雄星投手(20)が、6月30日のオリックス戦で6回途中2失点の好投で
待望のプロ初勝利をあげた。⇒【試合詳報はこちら】 いろいろな意味で注目される
左腕を特別な思いで見つめていたのが、昨年途中まで西武の2軍打撃コーチを
務めていたデーブこと、大久保博元氏(44)だ。菊池への暴力行為などを理由に
球団から契約を解除され、処分を不服として西武球団を相手に現在係争中。
夕刊フジ連載コラムでおなじみのデーブ大久保氏が、因縁の雄星の投球内容を
初めて解説、そして今後へ向けてのメッセージを送った。
雄星へ、プロ初勝利、まずは「おめでとう」と言いたい。3回途中6安打4失点でKO
された6月12日の阪神戦から改善された点がたくさんあった。ただ、プロは甘くない。
このままでは間違いなく、白星は積み重ねられない。この1勝で、はっきり見えた
雄星の長所と課題を言わせてもらいたい。
【プロ初勝利の要因】
何と言っても、スライダーとコントロールのよさだろう。直球とスライダーのコンビネーションで
打ち取っていたが、雄星の良さは、この2つの球種の腕の振りが同じということ。
打者から見れば、球種の見分けがつかない投手は打ち崩すのは難しい。ましてや
初対戦ということもあり、オリックス打線は直球のスピードは140キロ前後と大したこと
なくてもタイミングを合わせきれなかった。
また、前回の阪神戦では横に曲がっていたスライダーが、この日は縦に曲がって
落ちていた。人間の目は、横の変化に比べて、縦の変化に対応しにくい構造となって
いる。阪神戦後、スライダーの曲がりと、制球力につながる腕の振りを修正したのだろう。
>>2に続く
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