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TBSラジオ「小沢昭一的こころ」1万回 庶民の視点で軽妙な語り
俳優の小沢昭一が世の中の様々な事柄を庶民の視点で軽妙に語るTBSラジオの
帯番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」が13日、放送1万回を迎える。
今週のテーマは「ひとり万葉集 一万回について…考える」だが、過去の番組を
振り返る内容ではなく、様々な「万」に関して、いつもと変わらない“小沢節”を披露している。
月~金曜の週5回放送で1回が約9分間の録音番組。「○○について…考える」と
題する週替わりテーマに沿って、小沢が架空の中年男性「宮坂さん」を演じながら、
現代社会を風刺したり、人情話や昭和の思い出などを披露したりする。基本的な構成や
山本直純作曲のおはやしは、1973年1月8日の番組開始から変わらず、現在も
TBSラジオをはじめ全国28局で放送されている。
人気長寿番組について小沢は「何か能書きを言おうというものではなく、一口で言えば
お笑い番組。人様に笑われないような人間になりなさいというのが普通だけど、その逆を
いっています」と笑う。
放送1万回の“偉業”にも、「長く続けようなんて思ったことは一度もないですからね」と
ひょうひょうとした様子だが、「20年を過ぎた頃から、俺に合っている番組なのかなと
考えるようになった」とも話す。
週替わりのテーマはニュースにちなんだものが多い。開始当初から番組に携わる
同局の坂本正勝プロデューサーは「テーマは『今が聞こえる』ものを意識して選んでいる」
と説明する。幅広い分野に対応するため、7人の放送作家が時事、演芸などそれぞれの
得意分野ごとに台本を担当する。綿密な構成が求められる録音番組ならではだ。
(>>2に続く)
画像:82歳となっても、張りのある口調で軽妙に語る小沢昭一
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画像:1983年には、幼少期を過ごした東京・蒲田について語った
「元祖蒲田行進曲」を口演。日本民間放送連盟賞を受賞した。
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ソース:読売新聞(笹島拓哉) 2011年5月10日
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