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「１、２、３の日」である１２月３日のＩＧＦ「ＩＮＯＫＩＢＯＭ－ＢＡ－ＹＥ２０１０」（両国国技館）では、約７年ぶりの
「猪木祭り」開催ということで、満員札止めとなる８６２５人を動員した。
恒例のアントニオ猪木のパフォーマンスタイムでは、１９７３年１０月５日に猪木＆倍賞美津子夫妻を新宿
伊勢丹前で襲撃したタイガー・ジェット・シンが乱入。３７年前同様に猪木をサーベルでメッタ刺しするかと
思いきや、マジックファイヤーで威嚇（いかく）した直後に、サーベルを猪木に差し出し、ガッチリと握手。
「日本で一番の、そして唯一のライバル」と認めたシンに、猪木も赤いマフラーをプレゼントして応えた。
さらに、エグゼクティブ・プロデューサー（ＥＰ）に就任した蝶野正洋と共にリング上で２億円ベルトも
お披露目され、猪木はさっそく腰に巻いてその重みを確かめると、「これだと思うヤツはリングに上がって
狙ってほしい」と全世界へ向けて挑戦を呼びかけ、ベルト争奪戦が開幕する来年２月５日の「ＧＥＮＯＭＥ１４」
（福岡国際センター）に向け「来年も攻めていく」と、マット界の起爆剤投入を匂わせた。
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