10/09/15 11:45:06 0
日本代表で世代交代が進んでいる。先のパラグアイ戦、グアテマラ戦では
21歳のMF香川真司や22歳のFW森本貴幸がゴールを決めるなどの活躍を見せた。
私も若手選手の台頭をうれしく思う。特にストライカーが増えることはFW出身者として
頼もしい限りだ。ただ彼らが現在の実力ナンバーワンかと聞かれれば
「違う」と答えるだろう。
私が考える現在のナンバーワンストライカーは磐田のFW前田遼一。
昨季のJリーグ得点王で、28歳ながら今も伸び盛りの選手だ。
W杯の日本代表メンバーに選ばれなかったことであまり注目されていないかもしれないが、
この1年でさらに大きな進化を遂げている。
特にエリア内でのプレーには目を見張る。DFをかわす動きや味方のパスを
引き出す動きなど経験と自信からか、世界のストライカーにも引けをとらない。
以前はひ弱さも感じたが、たくましさを身につけており、ゴールを狙う感覚と決定力なら
現時点で森本や香川よりも上だ。この選手が日本代表にいないことは大きなマイナスだろう。
10月にはザッケローニ監督が初選考と初采配を振るう。その時に日本の事情を知らない
指揮官に対して、日本サッカー協会がきちんと前田を推薦することを願う。
4年後を考えて伸び盛りの若手を育成することも大事だが、
前田の現在のプレーを見れば誰もが納得するはずだ。
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