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「いろいろな声が1万2千件(寄せられた)。NHK以外の、
外部の不祥事でこれだけの声があるのは大変なことだ」
NHKの福地茂雄会長(76)は、大相撲名古屋場所の生中継中止に至った
理由を苦渋の表情で語った。かつては民放各局もテレビ、ラジオでこぞって中継をして
「どのチャンネルに合わせても相撲ばかり」と顰蹙を買った時代もあった。
だが、スポンサー撤退などを理由に民放が次々と中継から撤退。いつのまにか、
大相撲はNHKの独占中継となった。しかし、その裏側には
「NHKだからこそ中継継続は可能だった」(NHK関係者)という特殊な理由もあったのだ。
「それは受信料という安定収入があるからです。NHKは公益法人ですが、
相撲協会に支払われる放送権料を公表しない。相撲協会に問い合わせても
『個別の契約内容はお答えできません』と言われます。現在では1場所5億円で年間6場所30億円。
5年ごとに契約内容は見直されますが、これまで『5億円』という数字が内部で
問題になった形跡はありません。民放が中継しない現在、その額が高いのか
安いのか基準がわからないのです」とNHK関係者は言う。
大切な受信料を算出基準が曖昧なまま「馴れ合い」(前出・NHK関係者)で
支出してきたわけだが、元NHK幹部はこんな裏話を披露してくれた。
「若貴ブームが去り相撲人気に陰りが見えた'02年に放送権料の改定がありました。
当然、減額すると思われましたが、相撲協会の台所事情が苦しいとのことで
1場所4億円から5億円に上がった。当時の海老沢勝二NHK会長が
『横綱審議委員長就任を目論んで協会に恩を売った』とささやかれました」
たいした検証もされず、毎年支払われる放送権料は相撲協会にとって大きな"利権"だった。
だがNHK"利権"を享受したのはなにも相撲協会だけではない。
「解説者の元横綱のギャラが専属契約料で年間1千500万円、出演料1回10万円」
(前出・NHK関係者)といわれるように角界関係者にとっても大きな利権だったのだ。
NHKにも透明化が求められる。
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