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世界経済:先行きを恐れるべき理由2011.10.03(月) The Economist(英エコノミスト誌 2011年10月1日号)
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政治家がもっと大胆に動かなければ、世界経済はブラックホールに向かい続けるだろう。
その場しのぎの欧州政治
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暗さを増す世界経済
米連邦準備理事会(FRB)は、新たな支援方法を試みているが、どこか本腰が入って
いない。FRBが何をするにせよ、一時的な減税と失業保険の給付延長が2011年末に
期限切れになることから、米国は今、2012年に経済大国の中で最も厳しい緊縮財政
を実施する方向へ向かっている。
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議会が分別を取り戻し、バラク・オバマ大統領の雇用対策を承認し、中期的な赤字削
減案に11月までに合意すれば、状況は変わるかもしれない。
だが、民主党と共和党が赤字に関する妥協案をまとめられなければ、2013年には苛
酷な歳出削減が行われることになる。
欧州を手厳しく批判しているにもかかわらず、米国経済は、自らの財政政策により景気
後退に突き落とされかねない状態にある。
それに加えて、民主党と共和党双方の関心が、この危険な道を回避するために必要な
譲歩に漕ぎ着けることよりも、2012年の大統領選挙に向けて自らの立場を築くことに向
けられていることも、米国経済を危険にさらす要因になっている。
新興国も景気減速
新興国の緩衝効果はどうだろうか? こちらも、薄くなりつつある。新興国の成長は減速
している(もっとも、多くの新興国経済が過熱状態だったため、減速は必要だった)。
最近の新興国の通貨や株価の下落は、金融パニックが周囲の国も悩ませ得ることを示している。