11/01/23 12:48:11 684jKqe9
>>678
慎太郎が参議院の全国区で当選したのは1968年で、伸晃が衆院の旧東京4区で初当選したのは1990年。この間に22年ものブランクがある。
通常、「世襲」では地盤・看板・鞄が引き継がれるので、22年も空白があれば普通、世襲には分類しない。
ちなみに、伸晃は慎太郎の後援会(そもそも慎太郎はごく一部のシンパを引き連れるパターンが多く、大規模な後援会のようなものは
なかったんじゃないだろうか? おまけに、カネ集めがそんなにうまくないらしい)の類いは引き継いでいない。
百歩譲って、慎太郎の衆議院議員時代の選挙区をそのまま伸晃が引き継いだのならば話は別だが、
数年間ではあるが慎太郎、伸晃は同時期に衆院に議席を有していた(慎太郎は旧東京2区)。
宏高なら世襲に該当するだろうが、伸晃まで世襲に含めるのは「世襲」の定義が大ざっぱに過ぎる。
20年以上も前の参議院全国区まで「世襲」の範疇に加えたら、伸晃の他にも棚橋や聖子まで世襲扱いになるな。
しかも「全国区」って言っても、全国から票が集まるわけじゃない。ある程度、票を獲得できる地域は偏るもの。
確かに当時の慎太郎は絶大な人気を誇る芥川賞作家だった分、他の全国区の候補に比べて票を集め易かっただろうが、
それをもって「全国が地盤」って言い切るのは、明らかに短絡的すぎる。