08/12/27 12:19:28 sHKrB0MF
MLB選手を夢見る孤児たちを育てる団体に、ロリンズがボールを送ったことがあった。
子供たちは、とても喜び野球の練習を始めた。
しばらくして、MLBが同団体に再度ボールを寄付することになった。
エージェントが現地へ赴き、少年たちにボールを渡す。
少年たちはやはり喜んだが、渡されたローリング社のボールを見て
「なんでローリングって書いてあるの?ロリンズじゃないの?」
「『ロリンズ』のボールがすごい良かったのに」
と口々に言う。
エージェントは首をひねった。ロリンズ?そんなメーカーはないのに。
すると「このボールの事なんです」と手渡されたボロボロのボールを見てエージェント
は驚いた。すでにかすれてしまっているものの、そのボールにははっきりとペンで
「Never Give Up - Jimmy Rollins」
と、読める跡があった。200個ものボール全てにロリンズは自筆のメッセージと名前をを入れ、
それを子供たちは「ロリンズ」というメーカーのボールであると思い込んでいたのだ。
日本人選手にも見守って欲しいオフのチャリティーの一幕である。