08/11/21 23:07:06 eTSto9Ra
長年連れ添った仲の良いブルーフィクサーがいて
「誰かが先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、キラケンが先に死んだ。
マリンは悲しみ、約束通りキラケンの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「マリン、マリン…」とキラケンの呼ぶ声がする
マリンはその声に「はいはい、マリンはここにいるよ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったのでホランドに、留守番を頼んだ。
ホランドが留守番をしていると、壁の中からキラケンの声がする
「マリン、マリン…」
ホランドは答えた。
「はいはい、マリンはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、キラケンの声はなんどもなんども呼んでくる。
「マリン、マリン…」
やがて、ホランドは耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえ! マリンはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をしたキラケンが現れ、「それがなんじゃい!」と叫んだ