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昭和64年(1989年)1月1日東京電力株式会社福島第二原子力発電所3号炉において、出力103万kWで運転中、原子炉再循環ポンプ(B)に振動が発生したため、ポンプを停止するとともに原子炉を停止した。同ポンプを分解点検したところ、水中軸受リング部分が軸受本体との接触部分で破損・脱落し、羽根車の一部が欠損、摩耗していた。
また、羽根車等の摩耗によって生じた金属紛等が流出し、原子炉容器内に分布した。再発防止対策として、原子炉再循環ポンプ水中軸受の改善、運転マニュアルの見直し、異常徴候に対する対応の強化及び安全管理の徹底等が実施されている。
実はこの事故、あの未解決事件と関わりがあるのかもしれない。